只今改装中につき残っているのはポエム関係のみ。
ただし、日記はコメントとか全て残して別ブログに移転中
どこに移動したかはそのうち掲示するので
気長にお待ち下さい。
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私は宿り木。
天が授けた大いなる樹に巣くい
生命を吸い取り生き延びる運命
寄生する命。
この樹が朽ち果てたとき、私もまた枯れ果てる
だからこの身が焼け焦がれようとも貴方を守る

宿り木は樹にぶら下がる 樹がその命を生み出した
その期待には応えよう さぁこの心、穢すがいい

私が生まれた。
必然という名の下に求められた私が生まれた。
決してその運命を拒みたかったわけではない。
貴方の中に。
望んでいたのは貴方だけじゃなかったの。
私も宿り木として生まれることを望んだ。

全ての傷を受け入れよう 痛みと血が記憶を刻む
全ての闇を引き受けよう どんな穢れももう慣れた

この世界は汚すぎるから。

貴方が穢れてしまうのは耐えられない。

だからおやすみ。

全てを任して。

後は


私が生きるから。

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空の果てをふと思う。
見上げた虚空に吸い込まれ
遙か彼方の闇の中
輝く大きな光の雲集。

地上で百の命が絶たれ
千の涙があふれ出て
万の哀しみが渦を巻き
荒く崩れる脆い群集。

それでも銀河は変わらない。

この地上が血に染まっても
あの海の水が涸れ果てても
かの空が黒く汚れても
銀河の摂理は揺るがない。

地上で何が起ころうとも
銀河は静かに廻ってる。

例え全ての行為が無に散ろうとも。
見える全てに絶望しても。
その悔しさも悲しさも
おっきなおっきな銀河の中での
たったひとつのちっぽけな悩み。
取るに足らない過去の蹉跌。

明日も時は流れてく。
たとえ何が起ころうとも
いつもと変わらずしずかにまっすぐ流れてく。

生まれてこなければどんなに楽だったんだろう
血と肉と欲望で埋まった汚れた器に
命をひとつ、またひとつ。煌めきを肉で閉じこめる。

穢れ無き天からの追放で作られる命の誕生
汚い世に降り立つことが生誕ならば
それは堕落の美化なのか。醜悪な情緒の隠れ蓑。

そこに収まる心は綺麗? そこにある美に輝きはある?
欲望渦巻くこの大気。 果てにあるのは恍惚か怠惰か。

肉体を汚して欲するは 欲望と狂愛のエクスタシー。
流れる血が咲き乱れる 願望の生むトートロジー。

汚れた社会に産み落とされなければ
きっともっと美しかっただろう。
嗚呼懐かしきアストラルの煌めき
いっそ何もかもリセットして アストラルへの捷径を

瞳を閉じて闇の中 氷のような肉体に
与えられた無への還元
欲望の果てに望んだのは唯一つのその帰り道

綺麗な幻想を 今まで何度も夢に見た。
穢れた世界で 心地悪い目覚めを迎えた。
眩しい朝日は 乱反射して狂い咲き
濃く白い霧は 霞んだそれをより濁らせる。

厭わしいほど 社会の汚れを知り尽くし
嫌と言うほど 世界の歪みを目の当たりにし
それでもまだ こんなものを視ろと言うのか。
綺麗な宝石は 夢の中にしかなかったのに。

小綺麗な世界が見苦しい。
至高の臭気を漂わせ 粗末なベールで覆い隠す。
荒く輝くガラス玉。乱反射した光を穢す。
霞んだままのガラス玉。宝石には遠く及ばない。

この躰どうせ ガラス細工の出来損ない。
金剛石の心は 霞が罹って目に曇る。
たたき割って ガラスの檻は息苦しいから。
綺麗な幻想に 永遠に固く閉じこめて。
宝石の奥深く 綺麗に昇華したいから。
瞳覆い隠して 忘我の境に浸らせて。

所詮この世は ガラス細工の吹き溜まり。
宝石箱には到底及ばない。

刻みゆく針と廻りゆく世界
滞らぬ流れと目まぐるしい変化

ヒキチギッテ キズナ カタルシス

渦巻く変化にに飲み込まれた思い出は
深く寒い闇の中でか細く光る記憶の雫

タタキクダイテ オモイ カタストロフィー

忘れられた思い出はどこへゆく?
光を失った記憶は何になる?

トラエナイデ ジユウ グラマトロジー

失った記憶は 消えた思い 欠けた思い出
朧気な光は 溶けゆく雪 崩れゆく像

からっぽの心に導かれた先の世界
そこで見た 渡す限りの虚無の世界と
今消え去った 虚ろな光

スベテヲケシテ ラグナロク 

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