只今改装中につき残っているのはポエム関係のみ。
ただし、日記はコメントとか全て残して別ブログに移転中
どこに移動したかはそのうち掲示するので
気長にお待ち下さい。
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盲目の光は
立ちはだかる全ての物を壊してゆく
流れる雲は
立ちはだかる全てを包み込んでゆく
立ちはだかる物皆無へと帰す

仏に会えば仏を殺せ 
祖に会えば祖を殺せ
現れる全ての物に抗うは
只、ありのままを貫くため

ふりかかる言葉をかき消して
しがみつく思いは振り払って
身につく全てを取り払う
只、ありのままに進むため

求めた希望は捨ててしまえ
抱いた絶望は措いてゆけ
心の叫び全てを無へ
只、ありのままに堕ちるため

潤い満ちるも枯れて朽ちるもありのまま
抗うことなく運命のままに昇り逝け

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心の素顔、覆う仮面。
取り繕った表情達。
嘆く心、笑う仮面。
素顔と仮面が食い違う。
内に秘めた心は嘆き
外の視線を仮面が阻む。

嗚呼この心、この痛み
外にさらけ出せたのならばどれほど楽なのだろうか。
嗚呼この仮面、この笑顔
剥ぎ取ることができるのならばすぐにでも引き千切りたい。

秘めた冷笑、綻ぶ笑顔
心を隠す穢れたシェルター
ささやく言葉、かける息
フィルター越しの無機質な清潔。
強い信頼、溢れる笑み
絆という名の透明な毒。

仮面を剥ぐにはこの世界
あまりにも汚れすぎている。

一匹狼群れの中。
空に向かって威嚇吠え。
眼光放つ鋭さと。
剥き出す牙の残虐さ。

一匹狼群れの外。
闇に向かって悲哀吠え。
装う毛皮の冷たさと。
隠れた素顔の暖かさ。

一匹狼崖の上。
夕日に向かい空虚吠え。
消えゆく音の虚しさと。
伸びゆく影の美しさ。

一匹狼敵の前。
食い込む牙と狂い吠え。
噴き出す息の熾烈さと。
流れ出る血の麗しさ。

一匹狼成れの果。
行き着く荒野で地獄吠え。
焼ける躯の儚さと。
堕ち逝く魂の脆弱さ。

永久に響け孤独の木霊。

月昇るとき静かに流れた夜想曲。
なんでこんなに儚いんだろう。
なんでこんなに悲しいんだろう。
儚すぎて、悲しすぎて
繊細で今にも消えてしまいそうで
泣きたくなって、寂しさが募ってきて
心がわしづかみにされてしまう。

苦しい。心が痛い。
辛い。涙が止まらない。

なのに
なんでこんなにも、美しいと感じるんだろう。
この悲しさから逃げ出したいのに
耳を防ぐだけで逃げ出せるのに
いつの間にか、この旋律の虜になっていたんだ。

いつまでも、この旋律に聴き入っていた。
そう。血と涙が枯れ果てるまで。

流れきった心の歪み 枯渇に埋もれた寂しい魂
夜想曲は――――止まらない。

血が溢れてる。世界の全てが血で染まる。
嗚呼、もうすぐ死ねるのか。
あと僅か、時を刻めば昇華できる。

望み望んだ死後の世界。
愛想が尽きた汚い現。
最後にこの世で学んだ物は
流れゆく血の美しさ。

溢れる赤が美しい。
あの世へ続く魅惑の捷径。
鉄の味が愛おしい。
自ら手向けた最後の晩餐。

強く噴き出す赤い血と。
頬を伝ったぬるい涙。

今までずっとわからなかった。
傷は私を狂わせたから。
ずっと心は枯れていたから。

飛び出した血と流れた涙が思い出させた。
痛いという久しい感覚 体の悲鳴。
ぬるいという優しい温度 心の叫び。

死への扉を叩いた今生まれて初めて自覚した。
嗚呼この形骸・・・ちゃんと生きていたんだね。

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