只今改装中につき残っているのはポエム関係のみ。
ただし、日記はコメントとか全て残して別ブログに移転中
どこに移動したかはそのうち掲示するので
気長にお待ち下さい。
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希望が見えた 絶望の中さした光
自然と涙があふれ出る
嬉々とした笑顔をこぼれる雫

絶望の底 全てが影を落とす
出て来る涙は止まることなく
哀しみの表情を洗う雨

憤怒の頂 映る全てが憎らしい
こぼれ堕ち行く歪みの涙
怒りを落とす聖者の滝

人の顔を流れゆく涙達
感情を潤し表情を彩る

人の顔を 流れるその涙を見て
あの野良猫はこう思ったそうだ


―――人間も発情期か


人の涙 表情を彩る鮮やかな色彩
その真実はとうめいな体液

人の涙 あの猫から見ればただの塩水
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強欲で醜悪
心は穢れ擦れて痩せ細った
温かい優しさ
ぬくい抱擁その全てが灼熱

全てを閉ざし 全てを拒絶し
枯れ果てたこの心を癒す
歪んだ社会に木霊する嘆き

悲哀の絶望
この心締め付けいっそ全て壊して
無感情の死
蔑んだ眼その全てが甘い蜜

全てをえぐり 全てを壊し
悲観に浸り杯を満たす
両手いっぱいに悲劇をくんで

甘い蜜一気に飲み干して
渇いた喉は血で潤して
痛みと嘆きで心満たして
月光の差す闇の中
妖しい光が照らし出した薔薇の園
からみついた茨は血を啜り
白い薔薇を真っ赤に染める

白い十字架を闇の中へ
醜い白を真っ赤に染めた地獄の禊ぎ
バイブルに垂らした血がにじむ
血の味を知った天使が堕ちる

一抹の悲劇は一夜の輝き
血で染まった薔薇はなおも美しく
月の巡る夜を待つ

月光照らす空の下
ちぎれた薔薇が赤く散る
黒に浮かぶ赤の煌めき
月下の夜に狂い咲く
流れ出る血 魅惑の赤色
錆び付いた匂い 鉄の味
生暖かい温度
血の流れるとき恍惚がこの身体を支配する
嗚呼至高の美 この頭から離れない

滴る血は天下の蜜
啜るは穢れ無き自由の蝶
真っ赤な羽をいっぱいに拡げて
青い空さえ血で染める

美しい赤の夢の後
残るのは世にも醜い痕
飛沫と飛ばした噴出跡
あまりにも醜い

たとえ全身を迸る痛みに耐えられても
心の傷は我慢できても
醜い傷跡は耐えられない
至高の美の赤い誘惑
それと引き替えの醜い毒

この心 醜悪な痕に耐えられない
しかしこの身体 血を欲する
流れる血を見たいと叫ぶ
だから


だから
たっぷりの血を
見せてください
この視界を真っ赤に染める
飛沫と散る数多の血を
荒れ果てた荒野
泥の海
黒い空に光は満ちず
赤い雨が降り注ぎ
輝くは一輪の
綺麗な綺麗な蘭の花

美しい花をこの手に・・・

天に召された神の子の
汚れを知らないバイブルを
堅い表紙さえボロボロになるまで踏みつけて

地獄へ誘う死に神の
落としていったひとつの林檎
甘い果汁が枯れ果てるまで踏みつけて

積もり積もった思いで達
重ねて交錯した記憶達
果て見えぬ過去に縛る鎖をまとめて踏みつけて

前へ前へと進む

美しい花は摘み取って
この手の中で大切に
優しくそっと握りつぶし
中の液をこぼしてしまわないように
優しくそっと啜り上げて
甘い蜜の 死の味を舌に焼き付ける
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