只今改装中につき残っているのはポエム関係のみ。
ただし、日記はコメントとか全て残して別ブログに移転中
どこに移動したかはそのうち掲示するので
気長にお待ち下さい。
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新しいおもちゃを見つけた
美しく、汚い穢れた人形
その動く心臓えぐり出して
握りつぶして止めてあげよう
醜悪な頭脳の電気

赤い聖水に浸る器に
たっぷりと毒を流し込んで
汚物も糟もはき出して
綺麗にして飾りつけ

逆十字に張り付けてつるし上げ
滴る血を啜りながら
洗う
汚れた記憶と崩れた感情
全てをその肉塊に閉じこめて
二度と表に出さないで

ただ恍惚に果てる
赤い血を流す 逆さの人形
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本当は死にたくなど無いはずだ
未だ夢も希望も持つ浅はかな若人に
絶望でもなく鬱でもなく
ただ死に神がそっと微笑む

現に浮かんだ空虚のように
ただ全てが幻想だったかのように
誰も若人を見ようとはしなかった

叫んでも足掻いても
のたうち回って歎いても
その声は響きを持てなかった


浅はかな心に生まれた
ほんの小さな傷から染み出た
溢れんばかりの黒い疑問



躯を突き動かしたのは 何の変哲もない好奇心
それを満たすためだけに 重い肉塊が動き出す
窮余の一策この窮地 頭を巡って支配した
何かが終わりを迎える時 そこまできた軌跡の証拠
この命生きてきた証 終わらすことで確かめよう 

ここまで歩いてきたんだと

奈落に生身で飛び込むように 地獄に綺麗に降り立つために
体の全てを預けるように 心の闇を明け渡すように
自由な空へと身を投じた この命の終わりを告げる
怪奇な音と飛び散る血が 肉体から出て安堵する

何より嬉しかったのは やっとみんなが 視てくれた事―――
世界中の人を幸せにするために
まずはこの人を幸せにしよう

広い世の中の理を知るために
まずはこの本を知ろう

無限に拡がる未来を掴むために
まずは今をつかみ取ろう

―――貴方はあの高い天井を目指すため
まずは小さな檻の天井に手をつけようというのか。

なんと愚かで非生産的な行為。

檻の天井でその視野を塞ぐのがお好きなら
その羽の自由をもぎ取るのがご趣味なら

その檻に鍵をかけて差し上げよう。
ささいな事柄に満足して くだらない光悦に縛り付けられて

低い天井目指す事 否定はしない
しかし

小さな小さなひとつの檻に 私は興味の欠片もない。
私が掴みたいものは 目に収まらぬほどに拡がる青い空。
果てる事なく行き止まりのないこの空を
自由に優雅に飛び続けたい。
小さな現実に 捕らわれている閑などない
世界の真理を知るために この大空へと飛び立とう。

たとえその結果この手に何も残ることがなかったとしても。

いや、全てを投げ捨ててでも手に入れよう。

狭い檻の中では決して得られないそれを。

この翼が折れてしまうかもしれない
明日を迎えるその前に。
たとえば
ここで大切に丹誠込めて育てられた
美しい、愛情注がれた薔薇の花と
あそこに咲く、ただの野薔薇。
いったい何の違いがあるのでしょう。

そういうことです。
摘み取ってしまえば何ら変わりない
一輪の赤い花。ただそれだけ。

薔薇の雫に映った世界は
赤い花びらを伝ってはじけて
儚く消えてゆくでしょう。

そういうことです。
あの雫の映し出す鏡像と変わりない
ひとときの儚い幻想。ただそれだけ。

心に宿る熱い意志は
いつか冷めゆく熱湯のようで
躰に輝くひとつの命は
突然闇に堕ちる灯火のようで

そういうことです。
永遠など無であることと変わりない
消えゆく約束の下。ただそれだけ。

 血と肉の塊どす黒い器。
宿る心はからっぽだ。
そこから生まれる全ての物は
意味を成す力を持ってない。

そこから生まれたその言葉
そこから漏れた叫び声
どこに響くこともなく。

躯に刻まれた傷跡を
なぞって記憶が刻まれる
からっぽの心満たしてく。

まぶたを閉じて闇の中
空虚な世界に浸る時
そこに広がる無意識が
記憶と傷を燮和して―――

またすべてが、からっぽだ

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